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執筆者の写真一般社団法人 心理ケア協会

普通の日 特別な日




明けましておめでとうございます。


昨年もたくさんの方とご縁をいただき、お会いできた皆様に感謝申し上げます。


そして本年も心理ケア協会をどうぞよろしくお願いいたします。


2023年を迎え、あっという間に半月が過ぎました。

成人式がいつのまにか終わってしまう第2月曜日になってから23年が経ちます。

たくさんの思いのこもっている日を普通の日として迎えるということには、

心と頭に以外と時間が必要だなーと思うのです。


誰かにとっては大切な一日であり、思い深い日、皆さんそれぞれに持っているものです。

誕生日、結婚記念日、命日や手術した日、ということもあるかもしれません。


日本のお正月の気分が抜ける頃、お隣の国は春節のお祝いでにぎやかになりますね。


ふと、7年前を思い出しました。

6歳の男の子がある日、教えてくれました。


『あのねこの間、家族で動物園に行ったの。

 その日はね、お父さんとぼくの特別な日なんだって。

 だからぬいぐるみ買ってくれたんだよ。僕大事にするんだ。』


嬉しそうにレッサーパンダのぬいぐるみを見せてくれました。


帰宅したお父さんに聞いてみました。


『そんなことを話していたんですか』


と、お父さんも嬉しそうに教えてくれました。

その日は、お父さんから肝臓を分けてもらった日だったそうです。

命の紡いでいるたくさんの思いが重なって、今日があることを感じ、

吹雪や厳しい寒さの去った青空を眺めて、改めてふつうの日が続くことに

感謝したくななるこの頃です。




代表理事 真鍋

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